医療保険で支払われたお金は収入?

ガンや怪我などで入院費や見舞金など民間の保険会社から支払われるお金は、収入になるのでしょうか?市役所の人に聞いてみました。

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医療保険で支払われたお金は収入?

2012/12/15 00:36

 

うちの親父は一昨年、大腸がんにかかりました。以来体調が悪く、今年の初め、とうとうずっと続けてきた鳶の仕事もやることに。
今年は私の扶養として、扶養控除を受けるつもりなのですが、そこでふと疑問に感じたことが。
癌にかかると、がん保険などに加入していれば入院費給付金のような形で100万円ぐらい、保険会社から振り込まれるらしいのです。
また、数週間入院したのですが、1日につき○円という形で、入院した日数分をかけたお金が払われたらしいのです。
これらは所得にあたるのか??

家族の扶養控除を受けるには、対象となる(うちで言えば両親)家族にある一定の額以上の収入があると扶養の対象にはなりません。
うちの親父は、今年の1月に少し仕事をしたようなのですが、それ以外に国民年金が支給されていて、この2つだけならば全然、(私の)扶養の対象になるわけですが、問題は親父が今年、癌や骨折などをして、入院や通院を続けていたこと。
保険会社からいくらか支払われていたようで、それらを「所得収入」として扱われたとしたら、手元には残っていなくても(病院に支払うお金として使ってしまったので)、額が額なら扶養の対象から外れてしまうのか??ということ。

医療保険について

ここで医療保険について調べてみました。
医療保険というと、民間の保険会社の病気になったときに支払われるお金。というイメージがありますが、実際には「国民健康保険」等によって医療費の何割かを負担してくれる、「公的医療保険 」も医療保険なんだそうです。
で、民間の保険会社の方を「民間医療保険」と呼ぶようです。
日本では「公的医療保険」は、生活保護を受けている人以外は強制的に加入しなくてはなりませんが、アメリカでは「民間医療保険」が主流で、強制力はないので未加入の人は、全額自己負担になるんだとか。
私も若い頃は、病院に通うことはなかったので、なぜ医者にかからないのに毎年、お金を払わなくてはならないのか。と疑問に思っていたのですが、こうしたみんなで少しずつ負担しあう制度のほうが、長い目で見ると得だし、実際には公平のような気もします。

さて、医療保険については支払われた(もしくは肩代わりされた)お金というのは、非課税なんだそうです。
市役所の人曰く、身体の病気や健康に関わる給付は、基本的には非課税なんだそうです。

以下、色々なパターンでの所得税の扱いを調べてみました

扶養控除

さて、私のように両親(もしくは義父・義母や祖父・祖母も)と同居していて(同居していなくても)所得がある(サラリーマンでも個人事業主でも)場合は、「老人扶養親族」(70歳以上が対象)というありがた~い「扶養控除」を受けることができます。
同居している70歳以上の両親(配偶者の両親や祖父母も)の場合、1人あたり「58万円」もの控除を受けることができます。

サラリーマンは会社が年末調整という形で、全部計算してくれるのであまり実感が無いかもしれませんが、控除というのは税金を減らしてくれるありがたい制度。
対象となる税金は、「所得税」「住民税」「健康保険税」の3つ。
年収400万円程度のサラリーマンだと、この3つによって年収の25~30%が税金として消えてしまうことになります。
ということは、仮に70歳以上の親と同居していた場合、

58万円 x 30% = 17.4万円

ぐらい、税金が安くなることに。
ちょっと話題がそれてしまいましたが、結局、医療保険で給付されたお金というのは、非課税で確定申告する必要もないし(ほかに雑所得などがなければ、ですが)、所得として扱われないということでした。