複式簿記とは

青色申告では、複式簿記で記帳すると65万円の控除を受けることが出来ます。会計ソフトを使えば簡単!

会計ソフト de 確定申告
※ このサイトは、プロや経験者による税・経理解説サイトではありません。
記述されている内容をそのまま実行、他言して何らかの責任等が生じた場合でも、当サイトは一切責任を持ちません。
詳しくは「はじめにお読みください」をお読みください。

カテゴリー

RSS

複式簿記とは

2010/03/04 03:10

複式簿記とは、青色申告で65万円の(2010年3月現在)控除が受けられる帳簿のつけ方です。
実際に帳簿を付けれるようになると、それほど理解に悩むことはないんですけれど、はじめて確定申告をする人や、これから事業を興そうと思っている人には、すごく理解しにくい帳簿のつけ方のひとつです。
単式簿記というのもありますが、これはお小遣い帳感覚。
お金が出ていった日、はいってきた日、それぞれ日付を記入し、なんの用途かを記入したら、あとは金額を記入するだけ。
帳簿をつけたことがない人でも理解しやすいですよね。

ところが、複式簿記は考え方そのものが違います。

発生主義と複式簿記

まず、複式簿記では、実際のお金が動かなくても記帳しないといけません。
単式簿記の場合は、お金を払った/振り込んだ時と、お金をもらった/振り込まれた時だけ記入します。
ところが、複式簿記の場合は、お金を支払う予定になったときと、お金をもらう予定になったときにも記入しなければなりません。
このように売上が発生した日付で記帳することを発生主義といいます。(こんな単語、覚えなくても大丈夫ですが)
具体的に言うと、たとえば「如月運送」という会社から仕事をもらっていたとします。
5月に仕事をした分は、69,537円になりました。
そこで、5月の末(31日)に、如月運送69,537円の請求書をFAXで送信しました。

売上発生日:05月31日
借方:売掛金69,537円 / 貸方:売上69,537円
如月運送

この時、69,537円はまだ振り込まれたわけではないので、売掛金と呼びます。
売りかけてまだお金をもらってないって事ですね。

帳簿をつけてみる

実際に帳簿に書けと言われても・・・
貸方や借方?売掛金、売上?同じ額??
これだけだとよくわからないですよね。私もいまだに会計ソフトを使わなければ、書き方はよくわかりません。w
ただ、会計ソフトを使えば、日付とお客の名前、金額を変えるだけであっという間に出来てしまいます。
具体的にやよいの青色申告で入力してみましょう。

売掛帳
「取引」タブにある、「売掛帳」をクリックして開きます。
※ あらかじめ「如月(きさらぎ)運送」を「売掛金」の補助科目に登録しておきます。

請求書を発行した日に入力
画像のように、

補助科目如月運送
日付5月31日
相手勘定科目売掛金
摘要5月分
売上金額69,537

それぞれの単語の意味はわからなくてかまいません。
ただ、売上があったときにこのような科目で埋めていきます。
仮にこれが、ヤフーオークションで8月3日に50,000円で商品が落札された場合、

補助科目ヤフーオークション
日付8月3日
相手勘定科目売掛金
摘要ヤフオク○○落札
売上金額50,000

のようになるでしょう。
「補助科目」は、事業主・会社によってかわってきます。
今回「如月運送」でしたが、お客の会社名を「売掛金」の補助科目に登録しておきます。

実際に振り込まれた日

複式簿記では、実際に振り込まれた場合も記入します。

先ほどの画像では、売上が発生した5月31日のあと、6月30日にそのお金が振り込まれた入力がされていますが、実際にはこの入力は預金出納帳(よきんすいとうちょう)から入力した方が楽でしょう。
各帳簿は、他の帳簿と同期していて、別の帳簿に入力しても(今回で言えば預金出納帳に入力すると、売掛帳や仕訳日記帳も反映される)、自動的に他の帳簿に反映されます。

預金出納帳は、その名の通り、事業用の口座のお金の動きを入力する帳簿で、銀行の通帳を1つ1つ入力していきます。

預金出納帳に入力
やはりあらかじめ、「普通預金」の補助科目に「北東銀行」を作成しておく必要があります。
※ あくまでこれは例なので、自分の事業用の銀行にしてください

勘定科目普通預金
補助科目北東銀行
日付6月30日
相手勘定科目売掛金
相手補助科目如月運送
摘要5月分
預入金額69,537

さっきより項目が増えていますね。でも、あんまり言葉の意味がわからなくてもかまいません。
とにかく、振り込まれたり、お金を受け取った場合に、上記のように入力します。

これで、
1.売上が発生した時
2.実際に振り込まれたとき
の2つの入力が完成しました。
複式簿記の場合、このように1つの売り上げに対して2つの入力が発生します。

なんとなくはじめのうちは、イメージしにくいかもしれませんが、あとはこの入力の繰り返しだけです。

12月の売り上げは?

さて、ここまで読んで1つ疑問が発生すると思います。
12月の売り上げは?
12月の場合、売上が発生した場合の入力だけで、実際に振り込まれたときの入力は必要ありません。
この振り込まれたときの入力は翌年の1月の入力になりますが、確定申告の年とは無関係なため、今回は入力する必要はありません。
逆に1月には、前の年の売上が振り込まれるでしょうから、今度は振り込まれた分のみ記入します。

手書きの帳簿だと

以上のように入力すると、プリンターで出力すると、
印刷すると
こんな感じで出力されます。
※ 帳簿は税務署に提出する必要はありません。
会計ソフトを使わず、手書きの場合は、こんな感じになるんでしょうねぇ。
いや~。確定申告を3回経験している私でも、手書きは無理。w

ノートに手書きで書いていくには、非常に高度な知識が必要ですが、会計ソフトを使えば、見よう見まねで記帳できてしまう。
これが会計ソフトの最大のメリットでしょう。

関連ページ

なお、会計ソフトの使い方に関しては、当サイトで画像・動画付きで説明しています。

 

【 Zabi 】 2011/02/27 16:50

こんにちは
思いがけず確定申告しなくてはならなくなり、このサイトへたどり着くこと3週間。
おかげさまで なんとか処理できました。
ありがとうございました。