B204 貸借対照表の残高がマイナスというエラー

減価償却などを入力し、青色決算書を表示させると、B204 貸借対照表の残高がマイナスとなっている固定資産科目があります。というエラーが。。

B204 貸借対照表の残高がマイナスというエラー

更新日:2022/02/20 21:24:52 twitter Facebook はてブ LINE

軽自動車のバンで、赤帽のような個人事業主の配送業を行っているのですが、確定申告で車の購入費を減価償却しようと入力をしていたら、確認のため「所得税青色申告決算書」を表示させてみると、「B204 貸借対照表の残高がマイナスとなっている固定資産科目があります」というエラーが。
弥生の公式ページに説明が表示されていますが、さっぱりわからん!
と、原因は車両運搬具の入力をしていないだけでした。

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B204 貸借対照表の残高がマイナス

B204 貸借対照表の残高がマイナスやよいの青色申告では、入力途中でも「青色申告決算書」のプレビューを表示させることができるのですが、減価償却を打ち込んだ後、入力が飽きてきた(笑)のもあって、現段階でどのように決算書に反映されるのか表示させてみました。

と、「B204 貸借対照表の残高がマイナスとなっている固定資産科目があります。固定資産所得時の仕分けが登録されていない、または期首残高が設定されていない可能性があります」とのエラー。
なんのこっちゃ!?よーわからん。(その上のB202 内訳金額の合計が損益計算書の金額と一致していないというエラーもよーわからんが)

車両運搬具がマイナスになっている「貸借対照表」を表示させてみると、エラーの部分がわかりやすく表示されていました。が、なんのこっちゃ?

結局、購入した車を減価償却として入力したものの、購入費用を入力していなかった、というのが原因でした。

事業用の車両を購入した場合の入力

事業で使う車両を購入した場合、経費として落とせるのですが、一括ではなく、耐用年数で分割して落とす必要があります。
詳しくは、やよいの青色申告で減価償却 車両・中古車編を参考にしてもらって、それ以外に購入費用も記帳する必要があります。

以下は、現金で車両を一括で購入した場合のやよいの青色申告での入力例。

やよいの青色申告で車両の購入費用を入力する

車両価格購入金額は領収書など金額が記載されたものを見ます。
私の場合は、下取りに出したので1,005,760円でした。

かんたん取引入力「かんたん取引入力」を開きます。

自動車を購入した「取引名」のところに「車両」と入力するとあてはまりそうな取引リストが表示されるので、②「自動車を購入した 現金→車両運搬具」をクリックします。

日付と金額を入力するだけ購入した日付を①に入力します。

続いて②に先ほどの金額を入力します。

すると、「仕分けプレビュー」にどのような仕訳になるかが表示されます。
やよいの青色申告デスクトップ版の素晴らしい点は、記帳の仕方がよくわからなくても、このように質問に答えていくだけで適切な仕訳をしてくれる点です。

登録をクリック「登録」をクリックします。

現金出納帳を開く現金出納帳(げんきんすいとうちょう)」を開いてきちんと入力されているか確認してみます。

登録されていたちゃんと記帳されていました。

減価償却費は変わっている?

ちなみに今回の入力をしても既に入力した「減価償却費」は変更ありません。確認してみます。

減価償却費決算書を開いてみました。
「減価償却費」は変わっていません。

まとめ

今回のように、「B204 貸借対照表の残高がマイナスです」というエラーは、このように入力し忘れている項目がある可能性があります。
あるいは購入したときに同じ「車両運搬具」で仕分けをしたかどうか、などが原因かもしれません。

経費として計上したけれど、支払ったという入力がありませんよ、ということですね。

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投稿日:2022/02/20 21:24:52
更新日:2022/02/20 21:24:52

 

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