やよいの青色申告の仕訳入力を簡単にする方法

めんどくさいやよいの青色申告の仕訳の入力を簡単にする方法。普通に入力するのに比べて、3倍ほど早く、そして簡単に入力できると思います。

やよいの青色申告の仕訳入力を簡単にする方法

更新日:2015/02/04 01:54:35 twitter Facebook はてブ LINE

今回の記事は、ある程度入力に慣れ、もっと入力を簡単にする方法はないかな?と思っている人向けになっています。
最近の会計ソフトは、どんどん進化してきて、MoneyLookを使えば、預金出納帳よきんすいとうちょうの入力があっという間に終了してしまうぐらい、簡単になりました。
また、帳簿をつける際は、レシートや明細書を探し出してきて、入力しなければならないのですが、電気代を簡単に入力するにはで紹介したように、今では簡単にネットにログインして、過去の電気料金や購入履歴、レシートの再発行などができるようになりました。
今までズルズル時間がかかっていた、仕訳の入力もだいぶ簡単になった気がします。

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さて、自動化しつつある帳簿の入力ですが、現金で購入したものや、自分の生活費として使ったもの、ATMで引き出したお金など、まだまだ手動で入力しない仕訳がいくつかあります。
そこで今回は、とことん、入力を簡単にする裏ワザ(?)みたいなものを紹介したいと思います。

目次

摘要のサンプルを表示させない方法

表示されなくなった勘定科目や金額などを入力していると、「摘要」にサンプルの一覧が表示され、なにか入力しようとすると、エラー音が鳴って、一度エンターキーを押して、表示されたサンプルを消さないと、入力できないんですよね。
まだ慣れていない時は、この候補から選択すればいいので、助けになっていましたが、慣れてくるとこれがすごくうざい!
この摘要のサンプルを表示させなくさせるには………

オプションの環境設定をクリック上のメニューの中にある「オプション」をクリックし、「環境設定」をクリックします。

選択の摘要辞書のチェックを外す「選択」タブをクリックし、「摘要辞書」の「帳簿・伝票で選択リストを自動表示」にあるチェックを外します。
「OK」をクリックして閉じます。

表示されなくなったすると摘要のサンプルが表示されなくなりました。
これで金額を入力したあと、すぐに摘要を入力することができるようになりました。

頻繁に使用する仕訳を登録する

毎月の電気代や携帯代の支払いや、特定のクライアントからの売上、ATMからの引き出しや、生活費として使った場合などなど、何度も入力しなければならないような仕訳は、あらかじめ登録しておき、キーボードの操作だけで呼び出すことができます。

例えば電気代の例で言うと・・・・

日付を選択し、「借方勘定科目」に「水道光熱費」を選択し、電気代を入力。
「貸方勘定科目」に「現金」(コンビニで支払っている場合)し・・・

という感じ。
これをキーボードで「DENKI」と押すだけで、この仕訳を呼び出せるようにしてみましょう。

仕訳例を選択するだけやよいの青色申告には、日付の隣の「 ▼ 」のボタンをクリックすると、仕訳の例の一覧が表示され、目的の仕訳をクリックすると、自動的に「借方勘定科目」や「貸方勘定科目」が入力されるありがたい機能があるのですが、「携帯電話の支払い」とか「電気代の支払い」とかは無いんですよね~。

設定の取引辞書の仕訳辞書まずは、「設定」をクリックし、「取引辞書」を選択します。
続いて「仕訳辞書」をクリック。

新規作成をクリック「新規作成」をクリックします。

ここでは例として、「コンビニで支払っている電気代の仕訳」とします。

取引名を入力仕訳辞書の取引名を入力します。
これはわかり易い名前、例えば電気代の支払いであれば、「電気代」とか「電気代の支払い」とか「電気代現金支払い」とかという名前を入力しておきます。

水道光熱費の電気代

電気代の場合、「借方勘定科目」は、「水道光熱費」になります。
その下の「借方補助科目」は、私があらかじめ補助科目の作成で登録してある補助科目になります。
このように補助科目が登録してある場合は、適切な補助科目を選択しておきます。

コンビニで電気代を支払った場合は、「貸方勘定科目」は「現金」になります。

銀行自動引落の電気代なお、銀行口座から自動的に引き落とされる場合は、「貸方勘定科目」は「普通預金」。
「貸方補助科目」は、自分で登録した銀行名などにします。

クレジットカードで払っている場合は、「貸方勘定科目」は「未払金」ですね。
このへんの詳しい説明は、電気代を簡単に入力するにはを参考にしてください。

で、電気代は毎月毎月金額が違ってくるので、「借方金額」「貸方金額」ともに「0円」のままにしておきます。

「摘要」は必要に応じて、入力しておきます。

サーチキーで、ここからが大事で、「サーチキー」の部分に、「DENKI」とローマ字を入力しておきます。
ここで指定したローマ字をキーボードで押すだけで、この仕訳を自動で入力することができるんです。

ここまで出来たら「OK」をクリックして登録します。

三角をクリックしでは、実際にこの仕訳を呼び出してみます。
まず、日付を入力したら、右隣の「▼」をクリックするか、「タブキー」を押します。

DENKIと入力ここで登録した、「DENKI」とキーボードを打ちます。
実際には、「DE」と打った時点で、先ほど登録した仕訳が表示されます。
エンターキーを押します。

自動的に入力されるすると、登録した仕訳が自動的に入力された状態になりました。

金額と摘要を入力

あとは、金額を入力し、摘要を修正すれば完了です。

特定の仕訳のみ表示・検索

例えば、1年間に支払った電気代を計算したり、入力していない月日を探したり………なんてときは、「検索機能」を使うと便利です。

一年間に支払った電気代の合計これは私の2014年度内に支払った電気代の合計です。
1年間だけで19万円ほども支払っているんですね~。
あと、1月から12月まで毎月入力されているかチェックするのも、これなら確認しやすいですよね。

仕訳日記帳を開くまずは、「取引」の「仕訳日記帳」を開きます。

検索をクリック続いて「検索」をクリックします。

水道光熱費を選択「条件名」は、後で呼び出すときにわかり易い名前を。
「保存」をクリックすると、後から簡単に呼び出すことができます。
②「勘定科目」にチェックを入れ、③「水道光熱費」を選択します。
④補助科目も指定することができます。
最後に「OK」をクリックすると、先ほどのように「勘定科目」が「水道光熱費」の仕訳を呼び出してくれます。

検索解除をクリック確認ができたら「検索解除」をクリックすると、他の仕訳も表示されます。

消耗品費の合計例えば、「消耗品費」を検索すると、1年間で事業に使用する消耗品にいくら使用したのか、なんてのも調べることができます。

関連ページ

他にも入力を簡単にする便利な機能があるので、参考にしてくださいね。

 

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投稿日:2015/02/04 01:54:35
更新日:2015/02/04 01:54:35

 

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