携帯電話代を経費で落とす

個人事業主にとって、最も経費として落としやすい、いや落としたいのは携帯電話代ではないでしょうか。今回はやよいの青色申告を使った携帯電話代の経費

携帯電話代を経費で落とす

更新日:2009/01/19 21:20:10 twitter Facebook はてブ LINE

携帯電話代を経費で落とす方法は、以前にも紹介したのですが(参照:電気代・電話代 経費家事按分 水道光熱費)、今回はやよいの青色申告を使ったもっと具体的な方法を載せたいと思います。
また、どうしても会計ソフトを使いたくない(購入したくない)という人のために、エクセルを使った入力例も紹介しておきます。

スポンサード リンク

 

目次

携帯電話代と経費

ソフトバンクの明細はじめて確定申告をする人にとって、まずぶつかる壁が「レシートや領収書をなくしてしまった」という問題。
ところが最近の携帯電話代は、オンラインで明細を見たり印刷することが出来ます。
なので「経費」の練習としては最も最適。

そこで、今回は私の例を元に、やよいの青色申告を使って入力する方法を紹介します。
やよいの青色申告で入力することを帳簿をつけるとか、記帳するといいますが、携帯電話代を経費で落とすための記帳方法を紹介します。

やよいの青色申告がないとだめ?

会計ソフトであればほぼ、やり方は同じです。が、私はやよいの青色申告をお勧めします。
理由としては、

会計ソフトはどれも価格は変わりません。だいたい1万円弱と言ったところでしょうか。が、中には安いソフトも有ることは確かです。ところがこうした会計ソフトは安いがゆえにサポートも殆ど無かったり、使っている人が少なく、誰かに聞こうとしても解決策が出ないことが多いです。

サービスの終了いちばん大事なのは、Windowsが大幅にアップデートされても使い続けることが出来るか、です。
Windowsはバージョンがあがるたびに使えなくなるソフトが出てきます。やよいの青色申告はユーザー数も多いので、今後もWindowsに合わせて更新されていくでしょう。
ところが安いソフトウエアは、サポートが終了するどころかソフトウエア会社が倒産する可能性もあります。
会計ソフトは、ソフトウエアの乗り換えが非常にめんどくさい部類に入ります。
安いソフトを購入したものの、2~3年で使えなくなった場合を考えると恐ろしいですよね。

このページを訪問した人は、まだ右も左も分からない人でしょう。であれば、やよいの青色申告をお勧めします。

ただ、ある程度知識がある人であれば、エクセルを使って同じようなことが出来るかもしれません。そういう方々のために、エクセルを使った携帯電話代の入力例も乗せておきます。

携帯電話代をクレジットカードで支払った場合

最近は携帯電話代の支払いはほぼ、クレジットカードでしょう。ポイントもつくし、振込忘れもないし、何より「明細」が確認できるので、確定申告をする人にとっては楽ちん♪
そこでまずは携帯電話代をクレジットカードで支払っている場合の例です。

補助科目の作成

設定の科目設定あらかじめやよいの青色申告で補助科目(ほじょかもく)」を作成しておきます。
補助科目とは、その人それぞれに合わせたジャンル分けみたいなものです。
よくわからないなぁ。という人も後述する入力例を見ていけばわかるようになるので安心してください。

①「設定」をクリックし、②「科目設定」をクリックします。

損益科目をクリック損益科目(そんえきかもく)」タブをクリックします。

経費の通信費をクリックたくさんの勘定科目(かんじょうかもく)が並んでいるので、その中から「経費(けいひ)」を探し、経費の下にぶら下がっている「通信費」をクリックします。

補助作成をクリック左上の方にある「補助作成」をクリックします。

補助科目名に携帯電話代「補助科目の新規登録」という画面が表示されるので、「補助科目名」に

携帯電話代

と入力します。

サーチキーの設定続いて「サーチキー1」を設定します。
サーチキーとは、いちいちマウスでクリックしなくても、キーボードで指定されたローマ字を入力すればそれに該当する勘定科目や補助科目を優先的に表示される機能で、慣れてくるとこのサーチキーを利用するとめちゃめちゃ入力が楽になってくるので、必ず設定しておいてください。

ここにはローマ字で、

KEITAI

と入力しておきます。
これで入力する時、いちいち補助科目のプルダウンメニューから「携帯電話代」をマウスでクリックして・・・といった作業をしなくてもキーボード上で選択できるようになります(後で詳しく説明します)。

登録をクリックここまで出来たら「登録」ボタンをクリックします。

補助科目が設定されたもし、携帯電話代以外に「固定電話代」やインターネットの「プロバイダー料」、「レンタルサーバー代」などもあれば同じようにして補助科目を作成しておきます。

未払金帳に入力していく

クレジットカードの支払いは、「未払金帳(みばらいきんちょう)」に入力していきます。と言っても、未払金帳はやよいの青色申告では用意されていないので、以下のやり方で作成しておきます。

未払金帳を作成する

設定の帳簿・伝票設定をクリック①「設定」をクリックし、②「帳簿・伝票設定」をクリックします。

名称設定をクリック①左側の「名称未設定」の部分にチェックを入れます。

②右側の「名称」にある「名称未設定」をクリックします。

未払金帳を作成この画像のように、
名称:「未払金帳」
左側:「購入金額」
右側:「支払金額」
増加する貸借(たいしゃく)区分:「貸方(かしかた)
と入力、チェックを入れます。

「対象勘定科目」の「他流動負債(たりゅうどうふさい)」にチェックを入れ、「未払金」にチェックを入れます。

最後に「OK」をクリックします。

帳簿・伝票の未払金帳をクリックこれで「未払金帳」が作成されました。
①「帳簿・伝票」をクリックし、②「未払金帳」をクリックして開きます。

携帯電話代の入力

クレジットカードの明細クレジットカードの明細を用意します。
ここで大事なのが、「ご利用年月日」です。
複式簿記(ふくしきぼき)という方式では(やよいの青色申告では複式簿記で入力していきます)、何かが発生した時(請求書が届いた日や実際にお金を支払った日など)の日付で入力します。

携帯電話代の場合は、「締め日」で入力するのか「引き落とされた日付」で入力するのか、私のように「請求された日」で入力するのかしばしば議論の的になります。
私の場合は、締め日や引き落とされた日付を探したりするのが面倒なので、携帯電話代の場合はクレジットカードの明細に書かれている日付で入力しています。

この場合、ドコモの料金に関しては「8月31日」で、ソフトバンクの料金は「9月15日」ですね。
ちなみに私の友人は、クレジットカードのお金が銀行から引き落とされる日付でつけているそうです。
明確な決まりがあるわけではありませんが、一度その方法で入力すると決めたら、その後はずっとこの日付で入力していきます。(私の例で言えば、クレジットカードの明細に書かれている日付で入力する、というルールですね)

12月の料金は?

さて、素人がよく抱える疑問の1つが、12月の携帯電話代はどうすればいいのか?という点。
これもすごく簡単で、明細に記載されている日付が1月1日以降の場合は入力しません。翌年の入力に回します。
携帯電話代だけでなく、帳簿への入力はあくまで12月31日以前のものになるので、1月1日以降の支払いや請求、入金などは来年の確定申告時に入力します。

入力例

ここでは以下のような入力になるように進めます。(スマホの場合ははみ出した部分を横スクロールで見ることが出来ます。)

日付 相手勘定科目 摘要 購入金額 支払金額 残高
  相手補助科目 補助科目 消費税額 消費税額  
08/31 通信費 ドコモ利用料金 9月分 8,840    
  携帯電話代    
09/15 通信費 ソフトバンクM(08月分) 8,333    
  携帯電話代        
09/27 普通預金 ジャックスカード支払い   21,873  
  ジャパンネット銀行        
日付の入力

日付をクリックではさっそく入力してみましょう。
「未払金帳」を開いたら日付の①のボタンをクリックし、ドコモの請求日(8月31日)をクリックします。
直接「0831」と入力してもOK。

勘定科目の入力

相手勘定科目に通信費を選択続いて「相手勘定科目」の部分の横のボタン①をクリックして、「通信費」を選択します。

このときキーボードで「TSUUSIN」と入力すると、自動的にサーチキーが働いて「通信費」が入力された状態になります。あとはエンターキーを押してください。
サーチキーはこのようにして使います。

補助科目の入力

補助科目を選択続いてすぐ下の補助科目を入力します。
①のボタンをクリックし、「携帯電話代」をクリックします。
ここで先程設定したサーチキーの「KEITAI」と入力するといちいちマウスでクリックしなくても入力できます。

摘要の入力

摘要を入力隣の「摘要(てきよう)」には、クレジットカードの明細に書かれていたものを入力しておきます。

支払金額の入力

支払金額の入力最後に料金を入力します。
①の部分をクリックすると計算機が表示されるので、金額を入力します。
直接キーボードで数字を入力しても構いません。

入力し終わったらエンターキーを押します。
以下のように入力できたでしょうか。

日付 相手勘定科目 摘要 購入金額 支払金額 残高
  相手補助科目 補助科目 消費税額 消費税額  
08/31 通信費 ドコモ利用料金 9月分 8,840    
  携帯電話代    
他の月や他の支払いについても同じ

ソフトバンクの例同じようにしてソフトバンクも入力してみました。
他の月についても同じように入力していきます。

クレジットカードの引き落とし

クレジットカードの銀行口座からの引き落としは以下のようになります。
「日付」は引き落とされた日付。
「相手勘定科目」は「普通預金」。
「相手補助科目」はあらかじめ作成しておいた銀行名。
「摘要」はクレジットカードの支払とわかるもの。(銀行の通帳に記載されているものでOK)
携帯電話代と違い、「支払金額」に引き落とされた金額を入力します。
詳しい説明は、確定申告 クレジットカードの帳簿を参考にしてください。

日付 相手勘定科目 摘要 購入金額 支払金額 残高
  相手補助科目 補助科目 消費税額 消費税額  
09/27 普通預金 ジャックスカード支払い   21,873  
  ジャパンネット銀行        

確認してみる

青色申告決算書をクリック実際に経費として入力できたか確認してみましょう。
やよいの青色申告の「決算・申告」を開き、「青色申告決算書」をクリックします。
なお、白色申告の場合は「収支内訳書(しゅうしうちわけしょ)」になっています。

通信費が計上された「経費」の「通信費」に入力した金額の合計が反映されています。
ただし、これで終了ではないので注意。

すべての月の携帯電話代を入力し終わったら、家事按分(かじあんぶん)へ進んでください。

携帯電話代を銀行引き落としにしている場合

携帯電話代を銀行引き落としにしている人の場合は、以下の手順で入力していきます。

ジャパンネット銀行の取引明細私の場合は、事業用の口座としてジャパンネット銀行を使用しています。
ジャパンネット銀行のようなネット銀行の場合は、ネットで通帳の内容を見ることが出来るので、電話代が引き落とされた日付を確認します。
例として12ヶ月分の引き落とされた日付を確認します。(印刷するか、メモするか)

ソフトバンクは、毎月6日に引き落とされる(2009年時)ようです。
ただし、6日が土日、祝日の場合はその次の平日に引き落とされるようです。
画像が12月8日になっているのは、そのためです。

お支払い期限日ソフトバンクの明細を見てみると、料金と日付がわかります。

入力例

ここでは以下のように入力します。「摘要」が12月分となっていますが、私の場合は「引き落とし日」で入力しているので、12月分の携帯電話代はその次の年の経費として入力しています。
もともと携帯電話代は、1月5日~2月5日分・・・のように月末締めでない物が多いので、12月の料金をどちらの年の経費として申告するかは人まちまちのようです。

日付 相手勘定科目 摘要 預入金額 引出金額 残高
  相手補助科目 補助科目 消費税額 消費税額  
01/06 通信費 ソフトバンク 12月分 18,701    
  携帯電話代    

取引の預金出納帳やよいの青色申告の「取引」を開き、「預金出納帳」(よきんすいとうちょう)を開きます。

日付を選択日付の①の部分をクリックし、表示されたカレンダーから携帯電話代が引き落とされた日付をクリックします。

通信費「相手補助科目」にある①のボタンをクリックし、「通信費」をクリックします。
この時いちいちクリックしなくても、「TSUUSI」と入力すると、「通信費」が入力されてキーボードから手を離さず入力できます。慣れてきたらこのようにサーチキーを利用して入力すると便利。

補助科目の携帯電話をクリックその下の「相手補助科目」は、先ほど作成した「携帯電話代」を選択します(画像では「携帯電話」になっていますが・・・)。
この時もサーチキーで設定した「KEITAI」とキーボードで打ち込むと、自動的に「携帯電話代」が入力されます。

摘要の入力

摘要を入力「摘要」には銀行の通帳に記載されている摘要と同じものを入力すればOKです。

引出金額に入力「引出金額」に料金を入力します。
エンターキーを入力します。

以下のようになったでしょうか?あとは他の月の料金も入力していきます。

日付 相手勘定科目 摘要 預入金額 引出金額 残高
  相手補助科目 補助科目 消費税額 消費税額  
01/06 通信費 ソフトバンク 12月分   18,701  
  携帯電話代    

コンビニで支払った場合

コンビニで支払った場合は、「現金出納帳(すいとうちょう)」に入力します。
「日付」は自宅に届いた請求書に記載されている日付を入力します。

日付 相手勘定科目 摘要 収入金額 支出金額 残高
  相手補助科目 補助科目 消費税額 消費税額  
01/06 通信費 ソフトバンク 12月分   18,701  
  携帯電話代    

家事按分

私がそうですが、携帯電話は仕事と私用、同じ1つの携帯を使用しています。経費はあくまで仕事で使った分しか計上できません。が、携帯電話代のような明確な区別がつきにくいもの(自宅を仕事場にしている場合の電気代や家賃なども)は、仕事で使った分と私用で使った分を使用した比率で分けて区別することが出来ます。
この比率の設定とこの設定で金額を計算することを「家事按分(かじあんぶん)」といいます。

例えば、仕事として電話した回数・時間が6割、私用では4割、のように設定します。
明確な決まりがあるわけではありませんが、税務署に聞かれたときにきちんと納得させる根拠のようなものが必要です。
まあ、携帯電話代はそれほど高額ではないので、1日のうちの仕事に当てている時間と、そうでない時間を比率に分けるといいでしょう。
例えば起きている時間を17時間
仕事をしている時間を10時間とし、そうでない時間を7時間としたら、10:7で、59%:41%になります。この場合は、60:40にしてしまっていいでしょう。

家事按分をクリックやよいの青色申告の「決算・申告」を開き、「家事按分」をクリックします。

通信費を選ぶ①の部分をクリックし、「通信費」を選択します。

補助科目の選択その右隣の①の部分をクリックし、「携帯電話代」をクリックします。

事業割合を入力「事業割合」(仕事で使っている割合)を60で入力します。

家事割合を選択「家事割合」(仕様で使っている割合)を40で入力します。
「事業割合」と「家事割合」の合計が100になるようにします。

通信費が設定されたこのような感じになりました。
固定電話や電気代も同じように割合を求めて入力します。

仕分け書き出しをクリックすべての通信費の入力が終わっている場合は、「仕訳書出」をクリックします。

ハイをクリック登録していいか(データに反映させていいかということ)聞いてくるので、「はい」をクリックします。
なお、金額を修正したり追加した場合は、最後に「仕訳書出」をクリックしないとちゃんと家事按分の計算後の金額に反映されないので、そのたびに「仕訳書出」をクリックしてください。

仕訳日記帳に出力された「仕訳日記帳」の一番最後に按分した行が追加されました。

エクセルを使った携帯電話代の入力

あまりお勧めしませんが、会計ソフトを使いたくない!とか、会計ソフトを使うほどの所得ではないので会計ソフトを購入したくない。という人は、エクセルを使っても似たような計算ができます。

クレジットカードの明細以下はクレジットカードで携帯電話代を支払っている場合の入力例です。(ドコモとソフトバンクの2台持ちと仮定します)

エクセルで以下のようにA1~F2を埋めておきます。

  A B C D E F
1 日付 勘定科目 摘要 購入金額 支払金額 残高
2   補助科目        

未払金帳また、ワークシート名は「未払金帳」にしておきます。

入力例
  A B C D E F
1 日付 勘定科目 摘要 購入金額 支払金額 残高
2   補助科目        
3 8/29 通信費 ドコモ利用料金 9月分 8,840    
4   携帯電話代        

1つの項目に2列使用します。

「日付(A-3)」に8/29と入力し、「勘定科目(B-3)」に「通信費」。「補助科目(B-4)」に「携帯電話代」と入力します。

「摘要(C-3)」には明細に書かれている説明を入力します。
「購入金額(D-3)」には料金を入力します。「支払金額(E-3)」は今回はなにも入力する必要あありません。

すべての月・他の通信料を入力

同じようにして他の月や他にも携帯電話代などがあればすべて入力します。

  A B C D E F
1 日付 勘定科目 摘要 購入金額 支払金額 残高
2   補助科目        
3 8/29 通信費 ドコモ利用料金 9月分 8,840    
4   携帯電話代        
5 8/29 通信費 ソフトバンクM(08月分) 8,333    
6   携帯電話代        
通信費の合計を求める

ここから少しややこしくなります。まず、1年間の携帯電話代の合計を求めます。
で、仮に仕事用と私用で携帯電話を2台ずつ持っていればいいのですが、1台で仕事用と私用を使っている場合、すべての携帯電話代を経費として申告はできません。
そこで仕事と私用、どれくらいの割合で使っているか比率で分けなければなりません。この比率で分けることを「家事按分(かじあんぶん)といいます。

  A B C D E F
40     通信費合計 =SUM(D4+D7+...)    
41 家事按分
42 事業割合 家事割合        
43 0.6 0.4 通信費合計 =SUM(D40*A43)    

上の例では、すべての携帯電話代の料金の合計の計算式を「D40」に入力します。
=SUM(D4+D7+....)
といった感じですね。

A43に携帯電話を事業で使っている割合(ここでは6割なので0.6)を入力します。
B43に私用で使っている割合(ここでは4割なので0.4)を入力します。

D43に、仕事で携帯電話を使った代金の計算式
=SUM(D40*A43)
を入力します。

通信費合計すると「家事按分」の「通信費合計」が通信費の合計に0.6をかけた数字になりました。

経費は仕事で使用した分しか計上できないので、このようにして携帯電話代の合計の仕事で使った分を求める必要があります。

クレジットカードの入力このエクセルの「未払金帳」は、同じクレジットカードで購入したものすべてを入力してください。
また、月イチで銀行口座から引かれる支払金額も入力します。

関連ページ

 

スポンサード リンク

投稿日:2009/01/19 21:20:10
更新日:2009/01/19 21:20:10

 

| このページのトップへ | 管理 |twitter Facebook はてブ LINE

カテゴリー