売上高の入力と振り込み手数料について

弥生会計がインストールし終わって、導入設定が終わったら一番やさしくて、そして大事な売上高を入力してみます。

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売上高の入力と振り込み手数料について

2007/01/27 21:31

弥生会計をインストールし終わり導入設定が完了したら、さっそく入力してみます。
一番やさしく、かつ一番大事な「売上高」を入力してみましょう。
売上高とは、簡単にいってしまえば報酬です。
アフィリエイトであれば、毎月月末にその月の成果が確定します。
この成果金額が「売上高」になります。
他にもたとえば、ホームページを作成し、請求書を出した場合。商品を販売した。なんかも「売上高」になります。
注意しなければならないのは、報酬を受けとった時ではなく、報酬が確定したときが「売上高」になります

会計ソフトでは、

となります。
2回入力しないといけないので、めんどくさいしややこしい感じがしますが慣れてしまえば、それほど難しいものではありません。

ジャパンネット銀行では、指定した期間の明細をCVSファイルでダウンロードできるアフィリエイトの場合は、売上は全て預金口座に振り込まれるので、それを見ながら入力するだけだからです。
左の画像は、ジャパンネット銀行の取引明細照会ページで、ジャパンネット銀行では指定した期間の取引をCSVファイルでダウンロードできます。
ただし注意しなければならないのは、報酬が確定した時点で「売掛」として記帳し、振り込まれた時点でもまた記帳します。
また、得意先によっては振り込み料がこちらもちの場合もあるので、その辺も気をつけないといけません。

エクセルで取り込んだところジャパンネット銀行の場合、ブラウザでにらめっこして記帳してもいいんですけれど、見にくいので私の場合は、CSVファイルをエクセルで読み込ませてプリントアウトして入力しています。

売上高を入力してみる

今回は、ASPの中でも大手のエーハチネット(株式会社ファンコミュニケーションズ)の報酬についてみてみます。
売上高は、仕訳日記帳からも入力できますが、「報酬が確定」→「後日、実際に振り込まれる」というような一般的なパターンの場合は、「売掛帳」で入力します。

「取引」の中の「売掛帳」をクリックまず、クイックナビゲーターの「取引」の中にある「売掛帳」をクリックします。

弥生会計のインストール時に入力した取引先を選択弥生会計をインストールした後に行った、導入設定で取引先を入力していると、補助科目に取引先の名前が表示されるので、成果があった取引先を選択します。
ここでは、「株式会社 ファンコミュニケーションズ」の1月分の報酬が1月31日に確定したとします。

相手勘定科目から「売上高」を選択日付を「1月31日」と入力。
相手勘定科目」の中から「売上高」を選択します。

売掛帳に売上高と振り込まれた日付を入力報酬金額を「売上金額」に記入。
自動的に「残高」が計算されます。この残高は未回収金額で、報酬が振り込まれると減っていきます
「株式会社 ファンコミュニケーションズ」は、報酬は翌々月に振り込まれるので、1月の報酬は3月に振り込まれます。

1月と同じように、2月の成果も2月末に入力。
このとき、残高(の部分)は、まだ報酬が一度も振り込まれていないので、1月の報酬金額と2月の報酬金額の合計になります。

項目
日付 3月15日
相手勘定科目 普通預金
相手補助科目 ジャパンネット銀行
摘要 掛代金回収

3月15日に1月分の報酬が振り込まれました。
日付を「3月15日」と入力。
相手勘定科目」に「普通預金」。
相手補助科目」に「ジャパンネット銀行」を選択。
摘要は「掛代金回収
このとき、の金額は、1月と2月の報酬金額の合計)から振り込まれた1月分の報酬金額)を引いた金額になります。

「売上金が普通預金に振り込まれた」を選択売上金が普通預金に振り込まれた」を選択すると、最適な科目を入力してくれます。

弥生会計で売上高と振込時のまとめ

報酬が決まったとき
日付 報酬が決まった日付(ASPならたいてい月末)
相手勘定科目 売上高
相手補助科目 ---
摘要 なんの売上かわかるような文章を
売上金額 売上金額
回収金額 ---

例1)1月31日に、1月分の報酬20,000円が確定した場合。
アフィリエイトなんかの場合はこのパターンですね。1月中の成果がまとめて月末に確定される場合などです。
この場合は、「売掛帳」に記入します。
相手勘定科目」に「売上高」を選択します。

1月31日に1月分の報酬が確定した場合例2)1月16日に、依頼を受けていたホームページの作成し納品。50,000円を請求した。
決まった取引先から依頼された突発的な依頼も、「売掛帳」に記入します。
相手勘定科目」に「売上高」を選択します。
1月16日にホームページを作成し納品完了。請求書を発行した例3)1月23日にオークションに出品していた商品が12,000円で落札された。
不特定の相手に販売した場合なんかは、「売掛帳」では入力できないので、「振替伝票」で入力します。
借方勘定科目」に「売掛金」を選択。「貸方勘定科目」に「売上高」を選択。

1月23日にオークションにて商品を出品。落札された上の3つの例を、「仕訳日記帳」で見てみます。

仕訳日記帳3つとも「売上高」が右側、つまり「貸方」になります。
また、左側「借方」は「売掛金」になります。

報酬が振り込まれたとき 日付 振り込まれた日付 相手勘定科目 普通預金 相手補助科目 銀行名 摘要掛代金回収 売上金額--- 回収金額振り込まれた額

例1)1月分の成果20,000円が、翌々月の3月15日に振り込まれた。
アフィリエイトなんかの場合、支払いが翌々月というパターンが多いんですけれど、こんな感じになります。
やはり「売掛帳」に記入します。
相手勘定科目」に「普通預金」を。その下の「相手補助科目」に登録してある銀行名(銀行名の登録の仕方は、補助科目の作成を参照)を選択します。
摘要」は、「掛代金振込」でいいと思います。

1月31日に確定した1月分の報酬が3月15日に振り込まれた場合例2)1月16日に納品したホームページ作成代50,000円が、2月10日に振り込まれた場合。
この場合も「例1」と同じですね。
一番右の項目が「残高」になっていますが、請求した額がそのまま振り込まれたので、相殺(?)されて0になっています。

1月16日に納品し、請求したホームページ作成代が、2月10日に振り込まれた例3)1月23日にオークションで落札された商品の代金12,000円が2月1日に振り込まれた場合。
売掛帳」は、特定の取引先との取引には向いていますが、不特定の相手には向いていません。
こういった代金の振り込みの場合も、「振替伝票」を使います。
借方勘定科目」に「普通預金」。
借方補助科目」に銀行名
貸方勘定科目」に「売掛金」を、「摘要」に「掛代金振込」を選択します。

1月23日にオークションで落札された商品の料金が、2月1日に振り込まれた場合

振り込み手数料 日付振り込まれた日付 相手勘定科目支払手数料 相手補助科目--- 摘要振込手数料 売上金額--- 回収金額振込手数料

上の(例1)のパターンで、振込手数料を引いた分が振り込まれる場合(つまり振込手数料はこちらもちの場合)。
仮にここでは、請求金額が「20,000円」。
振込手数料が「735円」の、振り込まれた金額が「19,265円」とします。
振込手数料は、経費の「その他の経費」として仕訳されます。
やはり「売掛帳」で入力します。
相手勘定科目」に「支払手数料」を。
摘要」に「振込手数料」を選択します。

振込手数料が引かれて振り込まれた場合このまま、やよいの青色申告では自動的に経費として計上してくれます。

こんな感じで、預金通帳とASPの管理画面とを照らし合わせながら全て入力します。

11月・12月

実際に振り込まれるのが2ヶ月先の場合は、11月、12月の報酬を入力しても、振り込まれたときの記帳は、来年になります。
つまり、「売掛帳」の残高が0円にはならないと言うことになります。

売上高を全て入力し終わったら

取引先ごとの1年間の売上高(売上高と振り込まれた額、そして振り込み手数料)を全て入力し終わったら、収支内訳書設定 売上・仕入の明細を参考にしてみてください。
収支内訳書をプリントアウトすると、ちょっと「進んできた」って感じがしますよ。(笑