古いやよいの青色申告のデータを新しいソフトで使う
2024年からやよいの青色申告は、2つ前のバージョンのデータしか取り込めなくなってしまいました(以前は7世代前まで取り込めた)。
毎年買い換えるのもお金がかかるし、最新のバージョンに買い換えたところで、特別入力がやりやすくなるわけでもないし・・・・。
ちなみに記帳だけであれば、古いソフトでも確定申告はできます。
とはいえ、今後、新しいWindowsでは古いソフトが動かなくなる可能性もあるので、もし、新しくやよいの青色申告を購入した場合、古いソフトからのデータの取り込み方法を紹介します。
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目次
- やよいの青色申告 データ移行
- 古いやよいの青色申告での操作
- 新しいやよいの青色申告での操作
- やよいの青色申告 お試し版で引き継ぐ
- ヤフオクかメルカリで少し古いやよいの青色申告を入手する
- やよいの青色申告 オンラインならデータを取り込める
- まとめ
- 関連ページ
やよいの青色申告 データ移行
古いソフトは2つ前まで
2024年度に発売されたやよいの青色申告24から、古いソフトからのデータは、2つ前(Ver.24だと22まで)までのデータしか復元出来なくなってしまいました。
以前からやよいからはそう宣告されていたものの、毎年買い換えるのもお金がかかる。そもそもやよいの青色申告はデータを入力するだけなので、新しいソフトになったからと言って特別機能が追加されるわけではないし・・・。
なにが変わる?
新しいやよいの青色申告はなにが出来るようになるかというと、「申告書 確定申告書」にその年独自の項目があれば、追加されるだけです。
例えば令和6年度の確定申告では、「定額減税」という減税が(一時的に)追加されました。
実際に最新のやよいの青色申告で確認してみます。
やよいの青色申告を立ち上げたら、「決算・申告」にある「所得税 確定申告書」をクリック。
すると、「申告書B」が表示されます。
と、「令和6年分特別税額控除」が加わっています。
この項目は、やよいの青色申告24まででは表示されません。
ですが、e-Taxで確定申告している場合は、このような申告書を用意する必要はありません。
「青色申告決算書」さえあれば、e-Taxの申告は出来るので、古いやよいの青色申告を使い続けても大丈夫なのです。
ただし、古いやよいの青色申告のDVDやインストールファイルをなくしてしまった!なんて場合に、新規に購入した場合のデータの引き継ぎ方法を紹介します。
古いやよいの青色申告での操作
データをエクスポート(抽出)する
まずは古いやよいの青色申告からデータからデータを取り出します。やり方は以下。
やよいの青色申告で、去年のデータを表示させます。
例えば2025年度の確定申告をおこなう場合は、2024年度のデータを選択します。
*古いソフト側の一番新しい年度のことです
やよいの青色申告では3年間のデータを参照出来るので、必要に応じておととしのデータを取り込んでください。その場合は、古い年度からエクスポート(抽出)し、インポート(取り込む)します。
2019年のデータが表示されたら、「クィックナビゲータ」の「取引」を開きます。
「ファイル」を開き、「エクスポート」を選択します。
エクスポートとは、データを抽出することです。
もしここで「汎用形式」になっている場合は、矢印の先をクリックします。
「エクスポートは正常に終了しました」と出たら「OK」をクリック。
これで仕訳日記帳のデータがテキストデータとして、抽出できました。
保存場所は?
ちなみに特に保存先を指定していない場合は、以下の場所に保存されます。
C:\Users\ユーザー名\OneDrive\Documents\ドキュメント\Yayoi\Exchange
必要に応じて、このファイルをバックアップしておいてください。(ユーザー名は、環境によって違います)
抽出したデータをメモ帳で開いてみると、このような内容になっています。
科目残高入力をエクスポート
今度は去年の様々な残高と、登録した「補助科目」などを抽出します。
今度は「20XX年科目残高入力エクスポート」という名前で保存します。
こちらのファイルも先ほどと同じ場所に保存されているはずです。
この2つの抽出したデータがあれば、新しいやよいの青色申告にデータを取り込むことが出来ます。
減価償却のデータは移行できない?
この調子で「減価償却資産の登録」も同じようにエクスポートできるかな?と思ったら・・・
エクスポートは出来ましたが、入力(インポート)ができないっぽい。
減価償却については、後述します。
新しいやよいの青色申告での操作
ここからは新しいバージョンのやよいの青色申告での操作になります。一度古いソフトのほうは終了してください。
新しくインストールしたやよいの青色申告を立ち上げます。
新規事業データの作成
メニューの「ファイル」をクリックし、「新規作成」を選択します。
「事業所データの新規作成」が開くので、「新規にデータを作成する」をチェックして進めていきます。
このとき古いソフト側で抽出した年度を選択してください。
やよいの青色申告では、一度会計年度を選択すると、それ以前の年度は作成できなくなります。
元号(令和)と西暦早見表
指示に従って新しい事業所データを作成します。
消費税の設定が終わり、「続けて、導入設定を行いますか?」と表示されたら「いいえ」をクリックしてそこでとりあえず事業所設定は終了してください。
仕訳日記帳のデータをインポートする
「インポート」というダイアログが表示されるので、「参照」をクリック。
先ほど保存したファイルは、「OneDrive」の「Document」の中の「ドキュメント」の中の「Yayoi」の中の「Exchange」フォルダの中にあります。
このように「インポートは正常に終了しました」と表示されれば成功です。「OK」をクリックします。
新しいやよいの青色申告で「仕訳日記帳」を開いてみると、このようにすべての入力データが復元できていました。
インポートがエラーで出来なかった場合
もしこのように「不正な行が存在するためインポートできません。」というエラーが出た場合、たいていは元号がずれている場合です。
令和10年なのに、令和9年のデータを取り込もうとしていたり。
このエラーが出た場合は、デスクトップ上にエラーの詳細が記されたメモが作成されているので、開いて確認してください。
科目残高入力のインポート
続いて先ほど抽出した「科目残高入力」のデータをインポートします。
「クィックナビゲーター」の「導入」をクリックし、
うまくインポートできると、このような「補助科目マッチングリスト」が表示されます。
「OK」をクリック。
これで古すぎるやよいの青色申告でも、最新のソフトにデータを移行することが出来ました。
あとは年度を変更して同じようにインポートしていくだけです。
復元できた?
e-Taxで提出した貸借対照表と比較しても正しい金額になっていました。
減価償却費は?
以上のやり方だと、減価償却のデータは移行できません。そのため、古いソフトの減価償却のデータをそのまま入力します。
古いソフトの方の減価償却費を参考に、金額や名称などを同じように入力していきます。
振替伝票は?
やよいの青色申告 お試し版で引き継ぐ
上記のように古いソフトから必要なデータを抽出し、新しいソフトにインポートすれば復元することが出来ます。が、そんなのめんどくさい!不安だ!という場合は、毎年新しいやよいの青色申告が公開されるたびに、お試し版をダウンロードしていけば、データを引きつくことが出来ます。
無料お試し版でデータを変換
結局私が行った方法は、たまたま3年前(2019年)にやよいの青色申告の試用版(Ver.19)をダウンロードしていた(!)ので、新しいパソコンでインストールしてみると、30日間限定で無料で使用できる(!!)ので、まず、古いパソコンのデータ(Ver.14のやつ)をこのVer.19に読み込ませてからバックアップ。
続いて最新のやよいの青色申告Ver.22をインストールし、19でバックアップしたデータを読み込ませる、という方法でした。
以下はそのやり方。
もちろん、去年ダウンロードしていなかったよ!という人は、このページの最後の方に、データを最新のデータをエクスポートしてインポートするを紹介するので、そちらを参考にしてください。
やよいの青色申告パッケージ版をお試しとして使う
どのバージョンのやよいの青色申告は、30日間無料でお試しが使用できるので、毎年、購入しないにしてもダウンロードしておくといいかもしれません。
ソフトをダウンロードしたら、ダブルクリックしてインストールします。
ライセンス認証をしていないと、そのたびにライセンス認証の画面が表示されます。
お試し版として使用するには、「今は認証しない」をクリックします。
「バージョン」にある「その他」のプルダウンメニューの中から古いバージョンの製品を選択します。
ちなみにバックアップからの復元も同じようにして開くことが出来ます。
「事業所データの選択」の画面が表示されたら、「その他」にチェックを入れ、古いバージョンのものを選択します。
なお、「やよいの青色申告」も「弥生会計」と表示されていますが、OKです。
と、このように「データがありません」と表示された場合は、標準で保存されている場所以外にデータが保存されている可能性があります。その場合は・・・
古いやよいの青色申告のデータが保存されている場所を指定してください。
古いパソコンからUSBメモリなどでデータを移行する場合なんかは、この方法を使ってください。
なお、たいていデータは、Cドライブのユーザーフォルダの中の「Document」フォルダの中に「Yayoi」というフォルダが作成されてその中に保存されていると思います。
違うバージョンのデータを読み込もうとすると、このように「事業所データの変換」が表示されるので、「次へ」をクリック。
最新のやよいの青色申告にデータを取り込む
あとは最新のやよいの青色申告をインストールして、同じ方法でデータを取り込むだけです。
やよいの青色申告のデータは、拡張子が「.KD14」とか「.KD22」のようにバージョンの数字が付きます。
バックアップファイルの場合は、「.KB14」とか「.KB22」のようになります。
ヤフオクかメルカリで少し古いやよいの青色申告を入手する
ヤフオクやメルカリでパッケージ版の「やよいの青色申告」を検索してみると、ちらほら少し前のバージョンのものが出品されています。
足元を見られているのか、意外と高い価格で出品されているのですが、こういった商品を落札するのが最も手っ取り早いです。
ただし、弥生製品は認証が厳密なので、必ず落札するときはライセンス登録解除したか確認してください。
*最新のやよいの青色申告は、パッケージ版でもダウンロードしてインストールする形式になっているため、DVDやCD-ROM版がなくなりました。
やよいの青色申告 オンラインならデータを取り込める
なお、毎年料金がかかってしまいますが、「やよいの青色申告オンライン版」は、古いやよいの青色申告からデータを取り込むことが出来ます。
やり方は公式ページに詳しく乗っているので参考にしてください。ただし、あとでも紹介しますが、減価償却費等のデータは移行できないっぽいので、新たに作成する必要があります。
まとめ
私と同じように新しくやよいの青色申告を買い換えようとしたものの、データが古すぎてデータの変換ができない!という人は多いと思います。やよいの青色申告のような会計ソフトって、もうこれ以上進化しないレベルまで来てしまっているので、一応、何年もずっと使えるんですよね。消費税が11%以上になるとか、減価償却の「償却率」などの値が変更にならない限り、ずーっと使えちゃう。
ですが、新しいWindowsで動く保証もないし、私のようにインストールディスクを紛失してしまったり、この際だからと新しいやよいの青色申告を購入してしまうと、データが古すぎて取り込むことができなくなる可能性があるので注意してください。
関連ページ
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投稿日:2022/03/06 00:34:03
更新日:2025/03/02 20:54:36
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