やよいの青色申告 アップデート 繰越処理

やよいの青色申告や弥生会計では、年度・会社ごとにデータがわかれます。平成19年で入力している場合、平成20年度の分を入力するには、繰越処理が必要です。

会計ソフト de 確定申告
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やよいの青色申告 アップデート 繰越処理

2009/01/14 23:32

やよいの青色申告や弥生会計を購入した場合、アップデート(バージョンアップ)は必要なんでしょうか?
もしお金に余裕があるのであれば、アップデートしておく方がよいでしょう。

会計ソフトは、どれもほぼ行き着くとこまで進化したので、バージョンアップ下からといって大幅な効率アップや機能の追加は見込めません。
やよいの青色申告のような確定申告用のソフトは、大きく分けて「帳簿付け」と「申告用の用紙の作成」の2つの作業が出来ます。
帳簿付けならエクセルや、知識や経験があれば手書きでノートにつけることも出来るかもしれませんが、ボタン一つ(?)で申告用の用紙の作成(印刷)が出来る点が大きなメリットなワケなんですけれど、この申告用の容姿の規格(?)が場合によってその年ごとに変わることがあるらしいんですよね~。

特に申告書Bなんかはころころ変わります。
定率減税がある年があったり等々。
定額給付金の場合、減税方式ではないので変わらないかもしれません。

特典

やよいの青色申告や弥生会計をアップデートする特典としては、サポートを受けることが出来る。
私のような超弱小個人事業主(今は、副業だし・・・)の場合は、それほど関係ないかもしれませんが、きちんとした(?)売上がある、事業規模がある、あるいは身内を専従者にしている等々なんて人は、サポートを受けるというメリットだけでもアップデートする意味はあるかもしれません。

それ以外にも申告書Bが印刷出来る。っていう点。
さっき言った通り、申告書Bはころころ内容が変わるためか、やよいの青色申告ではソフトが対応している年度の分しか申告書Bを印刷出来ません。
(たとえばやよいの青色申告7では平成18年度だけ)
ま、申告書Bは数値を記入していくだけなので、手書きでもゼンゼン平気なんですけれど、パソコンで印刷出来れば数値を誤る可能性も少ないし、間違っても何回でも印刷出来ますし。

逆に、私のような超弱小個人事業主であり、申告書Bも自分で書く。なんて人は、アップデートは必ずしも必要ないかもしれません。
決算書(確定申告の時に税務署に提出する書類の一つで、やよいの青色申告でそのまま印刷したものを提出出来る)の仕様が変更になったらバージョンアップするかもですけれど・・・。

繰越処理

繰越処理とは、簡単に言ってしまえば入力した前年度のデータを元に、その年の帳簿付けをする準備をすることです。
これはバージョンアップにかかわらず、事業を継続して続ける場合は必ず処理する必要があります。

たとえば事業用の口座には、去年得た収入が残っているはずですし、お客から入ってくるお金も、請求書を送ってから2ヶ月後・・・なんて場合もあるため、そういったデータを翌年に持ち越すための処理が繰越処理というわけです。

やよいの青色申告で繰越処理をする

なんかこう書くと難しいイメージを持たれるかもしれませんが、実際はあっという間に終了。
また、繰越処理をしたからといって過去のデータが見られなくなるってわけではないので、ご安心を。

ファイル→繰越処理を選択
やよいの青色申告を立ち上げたら、「ファイル」→「繰越処理」を選択します。

新しい年度が加わる
申告をする年度分が新しく作成されます。
繰越処理を2回繰り返すと、来年度分になってしまいます。
赤い四角で囲まれた部分の申告する年がきちんと正しいかチェックしましょう。

バックアップする場所を確認
今までのデータは、別ファイルとしてバックアップされます。
バックアップ先を選びます。
たいていはマイドキュメントの中になっているはずです。
このままでOK。

繰越実行をクリック
「繰越実行」と書かれたボタンをクリックします。

10秒程度で完了
10秒程度で繰越処理は完了します。

過去の年度のデータも参照出来る
去年どう処理したっけ?って場合も、「ファイル」→「年度切り替え」を選択すると、指定した年度の入力データを見ることが出来るし、修正も可能です。
※過去の年度を参照・修正した場合は、本年度に戻してから入力すること!

バージョンアップは、こちらから。