確定申告する際の注意

本や他のサイトには載ってない、はじめて確定申告をした私が今回確定申告をするにあたって気がついたことをメモしておきます。

確定申告する際の注意

最終更新日:2017/02/03 19:05:22 twitter Facebook はてブ LINE

明後日、2月16日を前にして、本日白色申告がほぼ終わりました。
私の場合、今回白色申告でしたが、平成19年度以降は青色で行こうと決めていたので、青色申告会に入会。
今日、確定申告相談会に出席し、あとは青色申告会の方でまとめて提出することになりました。
ほんの3週間前まで、本当に確定申告なんか出来るんだろうか・・・。なんて目の前が真っ暗になりましたが、終わってみればなんて事ない。
そういえば、20年近く前に免許を取りに教習所に通ったとき、
「ほんとに俺に免許なんて取れるんだろうか」
大人の証と思っていた自動車免許を、大人になりきれない自分にとれるのか・・・なんて本気で心配してみましたが、振り返ってみればなんて事なかった・・・という想い出を思い出しました。
って、ちょっと大げさすぎますかね。(笑)

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さて、今回初めての確定申告に当たって、ちょっといくつか気がついた点があったので記述しておきます。

会計ソフトで印刷する場合の注意

やよいの青色申告では、収支内訳書と申告書Bを印刷することが出来ます「やよいの青色申告」では、税務署に提出する「申告書B」と「収支内訳書」を印刷することが出来ます。
ただし、申告書Bの印刷機能に関しては、おまけ的な機能のようで、この機能を使うには期間中に申し込んだ場合で、翌年も使用するにはまた購入し直さなければならない(というのも、定率減税のようなその年によって額がちがってくるような項目が含まれるため。定率減税については、別ページで解説したいと思います)ようですが。

申告書Bを印刷するときの注意

印刷設定画面左の画像は、やよいの青色申告で申告書Bを印刷するときの設定です。
書式の設定」で「A4/OCR(申告書に直接印刷)」「A4/縦/カラー」「A4/縦/モノクロ」を選択すると、印刷したものをそのまま税務署に提出できるようです。

左下に「印刷対象」というのがありますが、申告書Bは、「税務署用」「住民税用」「事業主控え用」の3枚綴り(つづり)になっています。
一番上が「税務所用」。2番目は「住民税用」です。
今回私は、それに気がつかずに1枚の紙の表と裏に「第一表」と「第二表」を印刷して青色申告会に持って行ったんですけれど、
「この印刷したソフトは、印刷したものを税務署に出せるって書いてありました?」
と、聞いてきました。
私としては、みんな会計ソフト使っているだろうから、なんでそんなこと聞いてくるのかな。と思ったんですけれど、どうも周りを見渡すとみんな手書きっぽい。
で、そのあと、
申告書を裏表に印刷すると、数値を読み取る機械が読み込めないかもしれない
とか、
3枚綴りのうちの2枚目は、住民税用になっているんでこれだけだと、住民税用がない
ということをいわれてしまいました。
そういえば、プリントするときに「第一表」と「第二表」以外にもう2枚なんか画面に出ていたなぁ。というのを思い出しました。(上の画像参照)

収支内訳書に関しては、裏表に印刷してもかまわないとのことでした。
で、結局どうしたかっていうと、申告書Bは手書き。
印刷紙直してきてもよかったんですけれど、今書いちゃってもいいですよ。なんて事をいわれたんで、別部屋でセコセコ手書きしました。
なので、必ず青色申告会でも税務署にでも提出するときは、「ボールペン」そして、印刷したとしても税務署にもらった(もしくは送られてきた)「申告書」と「収支内訳書」は、持って行きましょう。
あと、「判子」を押す部分があるので、「判子」も忘れずに。

収支内訳書について

収支内訳書は、おそらく会計ソフトのほとんどが標準で印刷できると思います。また、こちらに記入する内容は、収入金額と必要経費等なので、毎年変更になる控除やら税率が関わってくるわけでもないので、収支内訳書(青色申告では、決算書と呼ばれる)を印刷するだけであれば、会計ソフトは毎年買い直す必要はありません
申告書Bは、いっけん派手目な用紙ですが、記入内容もそれほど難しくないので手書きで十分ですし。
※ 収支内訳書と、申告書の書き方については、白色申告にチャレンジで細かく書いておきました。

収受印を押されるで、たまたま、私の場合、何かあったらと思って「収支内訳書」も「申告書B」も2枚分印刷していたんですけれど、収支内訳書は2枚綴りになっていて1枚は事業主用の控えになります。
で、この控えには収受印を押してもらうために必要なので、必ず収支内訳書も2枚同じものを持って行ってください

青色申告会の確定申告相談会

前回青色申告会に行ったときは、個人面談のような感じだったんですけれど、その時に「次回は、確定申告の相談会になりますので」といわれました。
相談会?今日のは?
「会場を用意しますので。」
会場??
今日行ってみて意味がわかりました。
今回は大広間に「コ」の字型に机が並べられて、色々な人が係の人にアドバイスを受けていました。
入り口で、受付票をもらって空いている係の人の番号へ行き、アドバイスや申告用の用紙の記入ミスがないかチェックしてもらいます。
あまり他の人の様子を見ている暇がなかったんですけれど、私の場合は会計ソフトで印刷してきていたので、すぐに終わりましたが、他の人はこれから記入するという感じの勢いで、係の人にいろいろ聞いていました。
みんなもう何回も確定申告なんてやってるんじゃないの?
なんて思ったんですけれど、手書きだったからなのか、複雑な商売をしているのか、私とはうってかわっていろいろなやりとりをしていました。

チェックが終わると、中央にいる税理士さんっぽい人に最終チェックをしてもらいます。
このときに、私の先ほどのミス(申告書を1枚の紙の裏表に印刷してしまったこと)を指摘されました。
別室ではちゃんと、用紙記入用の部屋が用意してあって、そこでみんな記入していました。
ただ、机が並べてあるだけで筆記用具がないので、必ず筆記用具は持参してください。

手書きで書けば、今出せますよ。といわれたので、別室で印刷した数値をそのまま記入。
やっぱ手書きだと一発勝負なので、ドキドキしますね。(笑)
申告書Bの裏面の、住所と名前、そして読み仮名を書く欄が小さいので、注意してください。w
私はあんまり気にしないで書いてしまったら、読み仮名を記入するスペースがほとんどなくなって、読みにくくなってしまいました・・・。

税務署に提出する用紙は、白色申告の場合「申告書B」と「収支内訳書」、そして「国民健康保険」「国民年金」のはがき(支払証書?11月頃に送られてくるものです)、それと民間の保険に加入している場合は、確定申告用の保険会社から届いた通知になります。
これらの証明書は、申告書Bの裏に貼ることになっているんですけれど、青色申告会の人がやってくれるそうです。

私の場合は、これで終了でした。
確定申告に取り組んで3週間。
はじめは不安で夜も寝られない(大げさw)日が続きましたが、振り返ってみればあっけないものでした。
まぁ、でも、会計ソフトがなければ、ちょっと大変だったかな。と思っています。

住民税を自分で支払う

申告書Bの裏の、左下に「住民税・事業税に関する事項」という項目があります。
これにチェックしないと、もし事業を副業として行っている場合、事業用の所得から計算した住民税がまとめて給与から引かれてしまいます。
もし、副業をしていることを会社に知られたくない場合は、この項目の「自分で納付(普通徴収)」にチェックを入れてください。
詳しくは、会社に副業・バイトをばれないようにするにはを参考にしてください。

所得税

提出する時点で記載ミスがなければ、申告書Bに記述された金額がそのまま所得税になります。
サラリーマン時代は、毎月天引きされていましたが、まとめて払うとなると意外と大きな金額になりますね。
まぁ、今回は領収書を保存しておかなかったのと、白色申告だったので、あまり節税らしい節税が出来なかったせいもありますが・・・。

 

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投稿日:2007/02/14 18:57:03
更新日:2017/02/03 19:05:22

 

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