青色申告とは
2008/09/29 10:47
青色申告とは何でしょう。
確定申告をしようと思った初心者がぶつかる壁です。
私もそうでした。
青色申告の他に、白色申告もあるのですが、どちらもどう違うのかさっぱりわからない!
ただ、白色申告の方がやさしそうだ。そんな出だしで始まった私の確定申告。
さて、青色申告とは何でしょう?
青色申告と白色申告
確定申告?
そもそも確定申告って何をどこに提出するんでしょうね?
市役所?税務署?
銀行の通帳?領収書?
これらを調べようとネットを検索しても、どうもよくわからない。
ネットで調べれば簡単にできるだろう・・・そう思っていた私の読みは大はずれ。
おそらく、当サイトを訪問した方も同じ想いなのでは?
確定申告とは、簡単に言ってしまえば所得税といった納めるべき税金を決定するための年間の(もしくは事業を始めたときから)もうけを申請することです。
で、そのための用紙がちゃんとあり、必要なデータからそれらの値を計算し、結果を記入します。
必要なデータとは、帳簿だったり伝票だったり、そして領収書だったり・・・。
どうやって計算するの?
先に言ってしまえば、会計ソフトに数字を淡々と入力していけばすべて自動で会計ソフトが計算してくれます。
で、その手順(?)を当サイトでは画像を含め細かく計算しています。
青色申告と白色申告
その大まかな手順は、白色申告で説明しています。
え?白色申告?
そう、会計ソフトで入力していくと、白色申告も青色申告も最後出力用紙(決算書か収支内訳書か)の違いしかありません。
つまり、白色申告のつもりで入力していってもほぼ青色申告もできる状態に入力が完成します。
さて、では、青色申告と白色申告の違いは?
白色申告とは
- 記帳義務・・・前年度の事業所得が300万円以下であれば、記帳義務は発生しません。
ただ、税務署の話によると、記帳義務がないというか記帳しなくても法的に罰せられない。という回答でした。
記帳??何をどういう風に書いてくの?そんな出だしだった私は、迷わずこの記帳義務が発生しない。という白色申告を選んでしまったのですが・・・。 - 添付書類・・・収支内訳表
- 申請手続き・・・特になし(つまり申請をしなければ自動的に白色申告に!?)
- 特別控除・・・なし
青色申告とは
- 記帳義務・・・あり。ただし、やさしい(?)単式簿記と難しい複式簿記があります。
なんのこっちゃ??
実は会計ソフトを使用すると、複式簿記で記帳してくれます。
ま、その辺は追々説明していくとして。 - 添付書類・・・損益計算書と貸借対照表。
え?なにそれ。w
詳しくはリンク先の画像を参照。これらも会計ソフトが自動で作成してくれます。
会計ソフトがなければ私だって書くことはできません。(笑) - 申告手続き・・・所得税の青色申告承認申請書。
そう、この用紙を事業開始とともに(2ヶ月以内)に所轄の税務署に提出しなければその年の確定申告は、白色申告になってしまいます。
実は私は会計ソフトを使っていたので青色申告できる状態でありながら、この申請をしていなかったので白色申告で・・・。
この白色申告が故に(?)、翌年の市県民税・国民健康保険でえらい金額に!?(別の機会にでも詳しくw)
もちろん、あとからでも提出すれば、その後は青色申告になります。 - 特別控除・・・65万円(複式簿記の場合)か10万円(単式簿記)の特別控除が受けられます。
な~んだ65万か・・・。いやいや、結構でかいです。
もし間に合うのであれば、複式簿記で記帳し、青色申告すべき!!!(経験者談w)
他にもいろいろあるんですが、この辺で。
初確定申告はどちらでいけばいいか
ざっと確定申告、そして青色申告、白色申告について書いていきましたが、じゃぁ実際にはどちらで申告すればいいんだ??ってことになると思いますが、上で書いたように「所得税の青色申告承認申請書」を事業開始から2ヶ月以内に税務署に提出していなければ、青色申告は提出年度の翌年以降になってしまいます。
まず、そういった制約があることが一つ。
あとは会計ソフトを購入するのであれば、絶対青色申告にすべき。
でも、複式簿記なんてわからない・・・。
何度も言いますが、会計ソフトを使うと自動的に複式簿記で入力していくことになります。
最後、書類を印刷する段階でちょっと違ってくるだけです。
青色申告でいくとして
ちょっと乱暴(?)な説明だったかもしれませんが、個人事業主であればほとんどの人が税理士や会計士に頼まずとも、会計ソフトに見よう見まねで入力していけば、すぐにでも完成してしまいます。
私なんかは、結局全く何もわからない状態から2週間後には明日にでも申告できる状態にまで完成してしまいました。
あの当時は、いろいろネットで検索しても何もわからず、本を読んでもさっぱり。
なので、不安で眠れず、とにかくその日調べた用語等をブログに掲載して忘れないようにしていた(それがそもそもこのブログの始まり)のを覚えています。
友達曰く、あのころは何をしゃべっても返ってくるのは税金の話ばっかりでうざかった・・・らしいです。(爆)
青色申告の始め方
さて、肝心な青色申告の始め方ですが、まずは会計ソフトが必要です。
どんな会計ソフトを使えばいいの?
実は、どの会計ソフトでもそう変わりはありません。
たぶん、もうソフトとしての進化はこれ以上進化しようがない所まで来ちゃったんじゃないかな。と思います。
つまり、どんな会計ソフトでもどうすれば簡単に入力できるか。っていうのを突き詰めていくとどのソフトもそう変わりなくなる。ってことなんだと思います。
その中でも私が薦めている・・・というか、私が使っているのがやよいの青色申告。
一番売れているので、まわりや質問掲示板等で質問しても、使用している人からの具体的な返答がもらいやすい。というのと、書籍でもこのやよいの青色申告を元に説明しているのがほとんど。ってのが選んだ理由です。
まずはお試し!「やよいの青色申告」無料体験版ダウンロードはこちら
体験版でも十分入力できます(ただ、提出書類の印刷のときに、すべての数値の1の位が*担っている。製品版を購入し、インストールすると体験版で入力したデータもそのまま残るので、まず離れてから購入した方がいいかも。ただし、はじめからやよいの青色申告を使うつもりなら、製品版を購入してしまっていいと思います。)ので、体験版をインストールして当サイトの会計ソフトの使い方を参考に入力してみてください。
私のサイトでは会計ソフトのインストールの仕方から、最初の設定、いろいろな数値の入力の仕方やデータのバックアップ(すごい大事!!!)などを実際のソフトの画面を用いて説明しています。
リンク先では、「やよいの青色申告」以外に「弥生会計」やら「弥生販売」「弥生給与」等々のソフトがあって迷うかもしれませんが、個人事業主は「やよいの青色申告」で十分。
もし、株式会社や有限会社といったちょっと個人を超えた規模で、社員がいるような会社であれば「弥生会計」といった本格的なソフトになってくると思います。
会計ソフト、ほんとに使いこなせる?
会計ソフトを使えば簡単って、ほんとに使いこなせるの??
私もその疑問はもちろんありました。
なので、まずは電話(無料)で相談しました。
電話には予約が必要ですが、いろいろ質問しすぎてサポートの方を困らせてしまったほど(笑)。
変な(?)セールスもないので、気軽に相談してみるといいと思います。
実は、私の場合、最初の電話では何を聞いていいのかすらわからず、結局「じゃあいいです!」なんて切ってしまった経験が・・・。(爆)
(結局、あとからまたかけ直したw。まぁ、最初は用語も何もさっぱりわからないので、みんなそんな感じだと思いますが)
私のサイトではすべてを説明することはできませんが、ここを入力すると、ここの値が変わるのか・・・そんな感じで出発し、最終的には「あれ?こんなもんでいいの?」ってな感じで申告できていると思います。
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