会計ソフトを使った確定申告の進め方

会計ソフトを使えば、知識や経験が無くても簡単に確定申告用の申告用紙が作成できます。

会計ソフト de 確定申告
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会計ソフトを使った確定申告の進め方

2010/02/22 21:56

個人事業主や、副業といった小規模の事業の場合でも、知識や経験がないとなかなか確定申告ようの用紙を1つずつ埋めていくのは困難です。
現に、私のような確定申告3回の経験がある、そして、このサイトを運営している私でも、困難です。
困難というか、めんどくさいという表現の方が適しているかもしれません。
いちいち数字を拾っていって、計算機で足していって・・・
うちの親父は、会計ソフトを使ってないので、いつもお袋と大騒ぎしながら確定申告の準備をしています。

ところが、会計ソフトを使えば、必要な数字を入力していくだけなので、あとは勝手にプリントアウトしてくれるので、入力の仕方、そしてソフトの初期設定さえ済ませてしまえば、あとは数字を打ち込むだけです。
とはいえ、はじめて会計ソフト使う人には、どっからなにを手につけていけばいいのかわからないと思うので、今回は銀行の通帳を入力するという、最も入力する事項が多い所からはじめてみましょう。
おそらく、入力し終える頃には、帳簿という物がなんなのかが見えてくると思います。

銀行口座と預金出納帳

帳簿というと、なかなかイメージが湧かないものです。
実は帳簿は、いくつか種類があって、売上を記入していく「売上帳」。
銀行口座の入金・出金を記入していく「預金出納帳(よきんすいとうちょう)」。
現金の動きを記入していく「現金出納帳」。
それらがすべてまとめた「総勘定元帳(そうかんじょうもとちょう)」。
等々あります。
詳しくは、帳簿・伝票を参考に。

預金通帳を用意する

今回は預金出納帳に注目します。
収入を振り込んでもらっている銀行口座の預金通帳を用意します。
1月1日から12月31日分、すべて通帳に記載したものを用意してください。
私は、ジャパンネット銀行を使っているんですけれど、ジャパンネット銀行のいいところは、インターネット上で1月1日から12月31日分までプリンターで印刷できるところです。

最近は、大手銀行でも同じようにプリンターで印刷出来るんですけれど、1年間丸々見ることが出来るのは、かなり限られています。
よってジャパンネット銀行は、帳簿をつける上でももっとも使いやすい銀行のひとつだと思います。

会計ソフトをインストールする

会計ソフトは色々な種類のソフトがあるんですけれど、もうどのソフトもたいして違いがありません。
ほとんど出来ることは同じです。
ただ、最も個人事業主で使われているやよいの青色申告であれば、インターネット上でも色々な人が、やり方を公開しているのでおすすめです。
特に、購入した年のやよいの青色申告は、申告用の決算書を印刷できるだけでなく、申告書も印刷できるので、手書きすらしなくてもいいというおまけ付きです。

会計ソフトのインストールと、設定は、
やよいの青色申告 インストール
初期設定
を参考に。動画で解説してみました。

入力してみる 預金出納帳編

ジャパンネット銀行のPDF
上の画像は、私の実際の2009年1月のジャパンネット銀行の明細を印刷したものです。
個人事業主の場合、私の口座のように公私混同になっている場合も多いと思います。
事業関連で動いた入出金は、四角で囲まれた部分です。
また、赤く囲まれた部分が、1月1日の最初の時点の口座に残っているお金です。

やよいの青色申告の預金出納帳
これが実際に会計ソフトに入力した状態です。
■色で囲まれた部分と、■色で囲まれた部分に注目してください。

経費の入力

■色で囲まれた部分は、経費になります。
経費の入力は、こんな感じになります。
「日付」 ・・・ いつ支払ったか
「相手勘定科目」 ・・・ 勘定科目は「通信費」
「摘要」 ・・・ 説明書きみたいなもの
「金額」 ・・・ 支払った額
上記の入力は、振替伝票で入力しました。
参照 振替伝票
入力の仕方は、携帯電話代を経費で落とすを参考にしてください。

売掛金

次は、■色の部分をみてみます。
こちらは、収入ですね。
「(株)A商社」と「(株)BBB社」、そして「CC株式会社」から入金がありました。
「日付」 ・・・ いつ振り込まれたか
「相手勘定科目」 ・・・ 売掛金
「摘要」 ・・・ 説明書き
「金額」 ・・・ 振り込まれた額
振り込まれた額は上記のように入力してください。
相手勘定科目を「売掛金」とすることで、それぞれの売掛金を合計してくれます。

それ以外

それ以外は、私が事業とは関係なく個人的に使ったり、引き出したりしたお金です。
そういった事業には関係ない記録も、入力します。
最終的に、12月31日の口座に残っているお金と、預金出納帳最終的な金額が合っていなければなりません。

その他の売掛・経費を入力する

さて、経費や収入は、銀行を通さなくて現金で支払ったり、もらったりすることもあるでしょう。
あるいは別の銀行口座で支払ったり。
そういった物も事業に関係ある場合は入力します。
現金で支払った・もらった場合は、「現金出納帳」に入力します。
入力の仕方は預金出納帳と同じです。

たとえば、コンビニで携帯の通話料を支払った場合は、
相手勘定科目が「通信費」になります。

収入を入力する

上記は、実際に振り込まれた場合についての入力でしたが、帳簿を記入する場合は、それ以外にも「実際に売上が発生した」時点で記入する必要があります。
どういう事かというと、
たとえば、私がイラストレーターだとします。
1月30日に頼まれたイラストが完成し、納品し、請求書を送ったとします。
そのお金が2月10日に振り込まれました。
預金出納帳に入力したのは、この2月10日のお金の動きです。
それ以外に、1月30日のお金の動きも入力します。

今度は「売掛帳」に入力します。
実際の具体的な入力方法は、売掛帳に入力するを参考に。
源泉徴収されている収入に関しては、源泉徴収された報酬の入力を参考に。

印刷する

すべての入力が出来たら、あとは印刷します。
「白色申告」で申告する場合は、「収支内訳書」。
「青色申告」で申告する場合は、「決算書」を印刷します。
印刷したものは、そのまま提出できます。