電気代の節約 パソコン編
2010/05/21 20:55
電気代の節約は個人事業主では、最も実践したい節約項目です。
事業で使用した電気代は、経費で落とすことができるんですけれど、なるべくなら少なくしたいのが電気代。
※ 参照 電気代を経費で落とす
使わない電機製品の電源コードをコンセントから抜いて待機電力をなるべく削除する方法がありますが、もっと効果的な電気代節約があります。
意外と電気を食うパソコン
実はあまり知られていませんが、パソコンはかなり電機を消費します。
一説には冷蔵庫と同じぐらい電気代がかかるといわれています。
最新のパソコンは高性能化してきましたが、それに伴って消費電力も上がってきました。
エコが叫ばれているためか、性能と消費電力は比例せず、性能の割に消費電力は低くはなってきてはいますが、最近のパソコンではブルーレイを再生させたり、YouTubeのような動画を再生させるためのグラフィック関連の性能が上がってきているので、全体的な消費電力は昔と比べてかなり上がっています。
ここ1~2年内に購入したデスクトップパソコンであれば、アイドリング(なにも作業をしていない状態)でも100~130W程の電機を消費します。
動画を再生させたり、高度な作業をさせると200~300Wまで上昇するともいわれています。
家の中で最も消費電力が高い電機製品は暖房で、1000~2500Wにもなります。
ところが暖房は、設定温度に達すると送風になるので、常に1000W以上の電気がかかるわけではありません。
パソコンの場合は、電源を切らない限り100~300W程の電気がかかるので、長時間つけっぱなしにしているとそれだけで電気代がかかることになります。
1000Wあたりの1時間の電気代は、約22円。
パソコンにかかる電気を平均150Wとすし、1日8時間つけっぱなしにすると、
150W × 8時間 ÷ 1000W × 22円 = 26.4円
1日あたり26.4円ぐらいかかる計算になります。
1ヶ月30日とすると、
26.4円 × 30日 = 792円
1ヶ月あたり800円ほどの電気がかかるということになりますね。
これはだいたい冷蔵庫やウォシュレットと同じぐらいの電気代ということになります。
休止状態にするには
パソコンで仕事をしていると、いちいち席を少し離れるたびにWindowsを終了させるのはめんどくさいので休止状態にしておくとよいでしょう。
休止状態では完全に電気がストップするので、電気代もかかりません。
また、作業中の状態でもそのまま電源を落とすこともでき、復活も電源を切る前の状態と同じまま復活できるので、是非活用したいものです。
パソコンを休止状態にさせるには、
コントロールパネルを開き、「電源オプション」をダブルクリックして開きます。
「休止状態」タブをクリックし、「休止状態を有効にする」にチェックを入れます。
「詳細設定」タブをクリックし、「コンピュータの電源ボタンを押した時」の選択項目を「休止状態」にすると、パソコンの電源ボタンをクリックすると、自動的に休止状態になります。
なお、スタートボタンの終了時も休止状態を選択することができます。
「Shiftキー」を押すと「休止状態」を選択することができます。
スリープ状態について
もし短時間席を離れるのであれば、スリープ状態もおすすめです。
ただ、スリープ状態ではメモリ等以外の電源を最小限にしてくれるんですけれど、完全に電気がストップするわけではないので注意が必要です。
また、場合によってはスリープ状態から復帰できない場合もあるので、なるべく仕事のようにファイルを作成するような使用状況ではあまりおすすめはできませんが・・・
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